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お寺でマルシェ 当日編(後半)
こんにちは。総務の内田です。
今回は、お寺でマルシェ 当日編(前半)でお伝えしていたイテレイティブとしての挑戦について書いていきます。
見出し
挑戦したこと
今回のマルシェでイテレイティブとして挑戦したことは、行商です。
行商とは、特定の店舗を持たずに商品を顧客がいるところへ運び、販売をすることです。
今回、行商をすることになったのは、代表の思いつきからでした。
最初に聞いたときは、「行商?歴史の教科書で籠を背負って物を販売している人のイラストは見たことがあるけど、自分たちができるのか…」と少々不安になりました。
しかし、やったことがないことを経験できることへのわくわくの方が大きかったです。
準備したこと
まずは、行商をするために営業届を提出しました。
そして、りんごを背負うための籠を購入し、ただ籠を背負っていてもりんごを販売していることがわからないため、籠に装飾をしました。
文字でりんごを販売していることを書いたり、りんごのイラストを描いたりすることで、周りを歩いている人にりんごを販売していることを伝えます。
さらに、段ボールを使ってパネルを作成し、りんごを販売していることをより強調しました。
フル装備をするとこのようになります。
これで準備ができたので、行商スタートです。
りんごの行商
りんごを入れた籠を背負いながら八王子の町を歩きました。
すれ違う人は「何をしているんだ??」と言わんばかりの表情で興味を示してくれました。
中には「何を売っているの?」「このりんごの品種はなに?」などと声をかけてくださる人もいましたが、なかなか購入してくれる人はいませんでした。
私たちが行商をする中でいくつか気づいたことがありました。
①興味を示している人は自分たちよりも後ろにいる
籠を背負って宣伝しているため、まずりんごを販売していることに気づくのは、自分たちよりも後ろにいる人です。
しかし、私たちは前を向いて歩いているため、興味を示している後ろの人にすぐに気付くことができません。
このことに気付いてから、歩く速度を少しゆっくりにして、ときどき後ろを振り返りながら歩くことにしました。
すると、声をかけてくださる人や購入してくださる人が少し増えました。
②急なりんごの買い物は荷物が重くなる
これは、行商をする中でお話しした人の半分くらいが言っていました。
「すでに買い物の荷物があって、追加でりんごを持つのは重くて買えない」
「買いたいけど、荷物が・・・」
と、何人もの方に言われました。
これは正直盲点でした。
あらかじめりんごを買うことを予定している人ばかりではないため、「確かになぁ・・・」と思いつつ、改善策は見つかりませんでした。
今回は、約3時間行商をしました。
この3時間は、気付きからどのようにしたらりんごが多く売れるのかをひたすら考えました。
考えて実践して、そしてまた考えて実践して・・・を繰り返し、うまくいったときはとても嬉しかったです。
また、常に同僚と意見を出し合っている時間は、とても楽しい時間でした。
そして結果的に、いくらか売上を作ることができました。
最後に
今回経験した行商は、参加した社員にとって初めての経験でとても刺激的な経験でした。
ただ、約3時間という短い時間だったため試行錯誤しきれなかった部分も多く、おいしいりんごをもっと多くの人に届けたかったという悔しい気持ちがあります。
そのため、各々がすでにリベンジに燃えています。
次の機会があれば、今回の経験を活かしてさらに多くの人に商品を届けたいと思います。