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簡単にプログラミング環境が構築できる「Cloud9」の始め方(後篇)
簡単にプログラミング環境が構築できる「Cloud9」の始め方(前篇)、簡単にプログラミング環境が構築できる「Cloud9」の始め方(中篇)の続きです。
今回は、Cloud9で実際にコードを書いて動作検証を行ってみます。
見出し
PHPで環境変数の取得
前回から引き続き、「PHP,Apache & MySQL」のワークスペースを構築した環境で作業を行います。
今回は、phpで環境変数を取得してみます。
そのために、新規ファイルを作成してコードを書いて行きますが、新規ファイル作成方法としてCloud9では3種類用意されています。
まず、プロジェクトのところで右クリックをして、表示されたメニューの「New File」をクリックする方法。
上部メニューから「File」の「New File」をクリックして新規ファイルを作成する方法。
コードを表示するメイン画面の上部にある、タブの「+」をクリックして「New File」を開き、新規ファイルを作成する方法。
このどれかを使い、新規ファイルが開いたら、phpinfo()で環境変数を吐き出すコードを書きます。
index.phpとして、ファイルを保存。
index.phpが追加されました。
ここで、上部メニューの「Preview」をクリックすると、「Raw Content of index.php」と「Preview Running Application」が開きますので、下にある「Preview Running Application」をクリック。
環境変数が、吐き出されました。
表示されているURLを、ChromeやFirefox等に入れてみてもちゃんと表示がされました。
MySQLの起動と終了
MySQLは、下部にあるコマンドエリアで、以下のコマンドを入力することで起動・停止ができます。
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# MySQLを起動する $ mysql-ctl start # MySQLを停止する $ mysql-ctl stop # MySQLの対話式クライアントを起動する $ mysql-ctl cli |
DB名はc9、DBユーザー名は$C9_USER、パスワードはなし、というように設定は固定となっています。
もちろん、phpMyadminをインストールする事もできます。
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# phpMyadminのインストール $ phpmyadmin-ctl install |
作業の終了方法
とりあえず、PHPが動くところまでをやりましたが、作業を中断する場合には「File」から「Save」を行ってから、上部メニューの「Cloud9」から「Quit Cloud9」を選んでクリックすると、ワークスペース画面に切り替わります。
ただし、Apacheを止めずに「Quit Cloud9」を行うと常時サーバが動いた状態になりますので、必要がなければApacheを止めてから「Quit Cloud9」をする方がいいと思います。
簡単にプログラミング環境が構築できる「Cloud9」の始め方(前篇)、簡単にプログラミング環境が構築できる「Cloud9」の始め方(中篇)、簡単にプログラミング環境が構築できる「Cloud9」の始め方(後篇)と3回に渡ってCloud9でのプログラミン環境構築について解説してきました。
このように、Cloud9を使うと、かなり簡単に開発環境が構築できますので、一度アカウントを取得してみてはいかがでしょうか?
簡単にプログラミング環境が構築できる「Cloud9」の始め方(前篇)
簡単にプログラミング環境が構築できる「Cloud9」の始め方(中篇)
簡単にプログラミング環境が構築できる「Cloud9」の始め方(後篇)