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EdTechニュース:プログラミング学習ゲームを提供するCodeSparkが410万ドルを調達
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TechCrunch:プログラミング学習ゲームを提供するCodeSparkが410万ドルを調達
ロサンゼルスのスタートアップcodeSparkがシード資金410万ドルを調達した。同社は、まだ読み書きもおぼつかない年齢の子供たちに対してもコードの書き方を教えることのできる、ウェブとモバイルのゲームを提供している。
CodeSparkは、プログラミング始めるなら!アルゴリズムを学べるスマートフォンアプリ3選でご紹介した、The Foosを作っている会社です。
The Foosは、STEM教育を進めるためのプログラムとして認識されていますが、STEMとはScience(科学)、 Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字をとったもので、科学教育、技術教育、工学教育、数学教育を統合した教育を推進しようというものです。
アメリカでは、オバマ大統領が大統領一般教書演説の中で、取り上げたことが広まるきっかけとなったと言われています。
アメリカ国民に21世紀型のスキルを:2015年度STEM教育予算(1)によると、具体的には以下のような支援が行われています。
- STEM教師を増強:4000万ドルをかけて今後10年間にわたり優れたSTEM教師を10万人増員し、STEM教育に通じる教員集団(STEM Master Teacher Corps)の試験版を立ち上げるために2000万ドルを確保。
- STEM学校の強化:K-12の教育と指導を強化するため、1億1000万ドルをかけて新たなSTEMイノベーション・ネットワークを構築し、学校地域を地元や州立、国立の資源・資料と繋げていく。また、STEM分野などの知識・技術が身につくような高度な教育を体験できるように学校改革を進める。
- 学部教育におけるSTEMの充実:NSFに1億1800万ドルの予算を計上し、今後10年間でSTEM卒業生を100万人に増加させる大統領目標を実現するため、学部におけるSTEM教科の改善を行う。
- STEM指導及び学習法の研究:教育高等研究計画局(APRA-ED)に5000万ドルを計上し、STEMを含む分野の新しい学習方法や技術を研究する。
このように、アメリカではSTEMに関する支援が今後も手厚く行われると同時に、
CodeSparkに対して行われたようなプログラミングに関するEdTech領域への投資も積極的に進むと考えられます。
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