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SQLを早く作り上げるコツ
SQL文の中で最も利用頻度の高く奥深いSELECT文。あなたはSELECT文をどのように書いていますか?
SELECT句、FROM句、WHERE句、GROUP BY句・・・のように、上から順に書きあげていったり、特に順序は気にせず、一気に書きあげたりしていませんか?しかし、これではSELECT文を早く正しく記述することはできません。
SELECT文は条件による絞り込みや集計、並び変えなど、実に様々なことを1つの文で実現します。そのため、1つのSELECT文を作り上げてから、それが正しく動作しているかを検証するには、多くのテストが必要になります。このテストをまとめてやってしまうと、バグが多く修正のコストが高くなります。特にSELECT文はJavaのようなプログラミング言語とは異なり、動作を少しずつ確認しながら動かすことができないので、バグが発生すると間違いの原因を突き止めるのが難しいので、修正のコストは非常に高くなります。
SELECT文はできるだけ小刻みに確認しながら組み立てるのがコツです。弊社ではSELECT文の組立てを下記の順序で書くように指導しています。
①SELECT文の基本構文を記述して動作確認をする。
1 2 3 4 |
SELECT * FROM テーブル名 |
②条件があれば条件を記述して動作確認する。
1 2 3 4 5 6 |
SELECT * FROM テーブル名 WHERE 条件 |
③SELECT句を必要な項目を取得するように修正して動作確認する。
1 2 3 4 5 6 |
SELECT 選択リスト FROM テーブル名 WHERE 条件 |
これは手順のほんの一部ですが、このように決まった書き順で動作確認しながら組み立てていきます。こうすれば、ひとつひとつの記述を確認することができ、間違いを早期に発見して修正することができます。
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