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EdTechニュース:小学校でのプログラミング必修化 約半数の親が「必要」と認識

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ITmediaビジネスONLINE:小学校でのプログラミング必修化 約半数の親が「必要」と認識

小学校での「プログラミング教育の必修化」について、親はどう思っている?――人材サービスのVSNの調査によると、約半数(48.5%)の親が必要だと考えていることが分かった。

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元の調査結果は、こちらVSN:子どものプログラミング学習に関する調査

エンジニア人材サービスの株式会社VSN(本社:東京都港区、代表取締役社長:川崎 健一郎)は、小学生以下の子どもを持つ10~40代の男女を対象に、「子どものプログラミング学習に関する意識調査」を実施しました。
調査手法はインターネットリサーチ。計2,706名から回答を得ました。

これによると、半数近い(48.5%)の親が、プログラミング授業が必要だと考えています。
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その理由としては、「未来のテクノロジーをさらに進化させて欲しい」が一番で、「小学生のころから基礎知識を身につけさせたい」「将来、プログラミングができて当たり前の世の中になると考えられるから」「論理的思考力を身につけるために」「ITに携わる人材を早くから育成すべきだから」「情報活用の実践力を身につけるために」と続いています。

また、子どもが将来、プログラマーやエンジニアになることに「賛成」は半数以上であり、理想とするエンジニア・技術者としては、スティーブ・ジョブズ氏、松下幸之助氏、ビルゲイツ氏、本田宗一郎氏、トーマス・エジソン氏が挙げられてます。
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調査手法がインターネットリサーチということですので、一般の人向けのリサーチよりもバイアス(偏向)がかかっているとは思われますが、ここから見えてくるのは、子供を持つ親のプログラミング学習に対する期待感が高い事がわかります。

また、プログラミング学習は、論理的思考力を身につけるために有効であると共に、プログラミングを学ぶ事は一般教養化する、と考えられているようです。

ICT教育ニュース:高市総務相、前原小でプログラミングを食べるのニュースで見ると、「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業の実施校では、「GLICODE(グリコード)」によるプログラミング教育も行われているようです。

ちなみに、「GLICODE(グリコード)」は、総務省が推進する平成28年度「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業に選定されています。

高市総務大臣は、子どもたちがプログラミングを学ぶことの意義について、「“IoT”や“AI”など新しいサービスや製品が社会を変えようとしている。そんな時代を生きる子どもたちには、プログラミングを学ぶことでサービスの『供給者』に育って欲しいという期待があるが、同時に、良き『利用者』となってニーズを生み出したり、評価したり出来るようになって欲しい」と、プログラミング教育が、未来を生き抜く子どもたちすべてにとって必要だと強調した。

既に、子供を対象としたプログラミング教育サービスも数多く立ち上がってきていますが、この流れは益々加速化していきそうです。