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EdTechニュース:ハイテク人材の争奪戦、舞台はアフリカへ

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THE WALL STREET JOURNAL:ハイテク人材の争奪戦、舞台はアフリカへ ザッカーバーグ氏は、アフリカはハイテク人材の宝庫だと称賛

jp-wsj-com-africa

 米国ではソフトウェア開発者が不足しており、一部のハイテク企業はアフリカに人材を求めている。アフリカは今や、若くハイテクに精通する労働力を多く抱える場所だ。

この記事によると、アメリカのIT業界はアフリカの人材にかなり期待を寄せているようです。

イギリスの経済誌エコノミストは、2000年に「The Hopeless Continent(絶望の大陸)」と表紙に見出しを付けましたが、今や先日のTICAD6(第6回アフリカ開発会議)で日本が2018年までに官民300億ドル(約3兆円)規模の対アフリカ投資を表明したように、「最後の巨大市場」として期待をされています。

また、GSMAが発表している「The Mobile Economy Africa 2016」を見てみると、携帯電話の普及率は2017年には世界平均が68%なのに対し、アフリカでも50%を上回ると予想されています。

Unique mobile subscribers in Africa

特にルワンダは、世界で最もICT促進に成功している国とみなされているようです。

国際連合工業開発機関(UNIDO):世界で最もICT促進に成功している国―ルワンダ

ダボス会議などで知られる世界経済フォーラム[別窓] が発表した「グローバル・インフォメーション・テクノロジー・レポート2015」の中で、「ICTの活用促進に最も成功した政府」としてルワンダが選ばれました。

日本でも、IT関連企業の進出が進んでいるようです。

日本経済新聞:ITや即席麺も 日本企業のアフリカ進出相次ぐ 下旬に日本主導で「アフリカ開発会議」

人口約12億人のアフリカ市場を狙い、日本企業の進出が相次いでいる。従来は、豊富な埋蔵量を誇る資源関連の投資が主流だったが、最近では育ち始めた中間層をターゲットにした即席めんなどの消費財メーカーや、IT(情報技術)関連の企業も目立つ。

高い経済成長率を誇り、人口の増加率も高いアフリカでのIT教育が進むと、アジアだけでなくアフリカもIT人材を供給する場所として今後が期待されそうです。

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